最近のTwitterの悪いところとMastodonのすすめ
最近のTwitterの問題点
ユーザー層がアーリーアダプターだけの一昔前と異なり、 今のTwitterでは変なアカウントが現れて揚げ足を取りに来たり、余計なトラブルが増えたように思う。
ちょっと物騒な表現を冗談で使っただけで凍結されたなんて話もよく聞く。
そのため、自分は非公開アカウントで利用していた。
しかし、昨年後半あたりから運営の締め付けが厳しくなり、利便性が非常に低下した。
原因は以下2点。
- 公式クライアントの強制化
- その公式クライアントが行う「一定時間放置で自動的に切り替わるトレンド優先の表示(トップツイート表示)」
Twitterでは非公開アカウントはRTできない。
公式クライアントが実質強制になってからはほとんどの人がトップツイート表示でTLを見ていると思う。
このトップツイート表示の影響で、RTされない非公開アカウントはこれまでの時系列表示の時よりも閲覧されなくなった。
そのため、非公開アカウントでは これまでのTwitterにあった「独り言を投下していくリアルタイムチャット感」みたいなものがなくなってしまう。
もはや、今のTwitterは「SNS」ではなく「メディア」になってしまったと感じる。
自分の通知欄は「RTのRT」、「RTのいいね」で埋まってしまっている。
公開しているとどこからか銃弾で撃たれ、
非公開だと「SNSとして機能しない」のが現状のTwitterだ。
Mastodonの勧め
上述のことがあり、Twitterを完全に辞めたわけではないのだが、最近はMastodonを併用している。
Mastodonの良いところ
- 時系列が守られている
- 「フォロー承認制」と「投稿の非公開」が別 (Twitterの非公開アカウントは同一オプション)
- 公開状態が複数選べる
- サーバーによって面白い絵文字や独自機能があったりする
Mastodonの悪いところ
- エゴサができない(網羅的に複数のサーバーから投稿を全文検索する手段やAPI自体が現状ない)
- ※アカウントはリレーされている範囲(?)で検索できる
- 多くのサービスがTwitter依存のため、連携投稿などに一手間かかる
- 過疎( 頑張ってアクティブな人を見つけるしかない )
- でも、Mastodonやってる人には技術に先見性のある人が多い気がする
Mastodon初心者に伝えておきたいこと
そのサーバー内の投稿(LTL)にこだわらない
LTLにはそのサーバーに居る人たちの雰囲気とかがあって、それもそれで楽しさはある。
ただ、そのサーバーの話題のためだけに見よう・投稿しようという姿勢だと結局使わなくなってしまうことが多い気がしている。
サーバー間でフォローできるリモートフォロー機能を活用して、Twitterと同じようにHTLを作っていく方が良い。
知り合いはTwitterから引っ張ってきても良い。
結局は運営者
TwitterにしろMastodonにしろ、何者かによって運営されていることには変わりはない。
殺害予告みたいなものを投稿したら、通報されたりBANされたりしても文句は言えないだろう。
Twitterみたいに大規模になると、そういったものに機械的な対応をせざるを得ないのは理解できる。
何者にも影響されたくないのなら、おひとり様サーバーを建てるという手もある(ただし、法には従わなければならない)。